家庭用蓄電池の容量はどう選ぶ?目安の考え方を解説
家庭用蓄電池を検討し始めると、まず迷うのが容量です。カタログには数字が並んでいますが、大きければ良いというものでもありません。容量の意味と、住まいに合った目安の考え方を整理しておきましょう。
蓄電池の容量を表すkWhとは
蓄電池の容量は、kWh(キロワットアワー)という単位で表されます。1時間あたり1kWの電力を使い続けられる量を示す単位で、数字が大きいほど多くの電気を蓄えられます。ただし、表示容量をすべて使い切れるわけではありません。電池を保護するための範囲が決められており、実際に取り出せる量は表示より少なくなります。
1日の電気使用量から必要な容量を考える
出発点になるのは、1日にどれくらい電気を使っているかという情報です。検針票や明細のひと月の使用量を日数で割れば、1日あたりの平均が分かります。太陽光発電と組み合わせる場合は、日中の外出が多いほど余る電気が増える点も考慮します。
停電時に動かしたい家電で変わる容量
災害時の備えとして考える場合は、停電中に何を動かしたいかから逆算する方法があります。照明やスマートフォンの充電だけなら電力は小さく済みますが、冷蔵庫やエアコンを使い続けたい場合はまとまった容量が必要です。全負荷型と特定負荷型の違いもあわせて検討しましょう。
容量だけでなく出力と寿命もあわせて確認
容量と並んで確認したいのが、一度に取り出せる電力を示す定格出力です。容量が大きくても出力が小さければ、消費電力の大きな家電は同時に動かせません。寿命の目安は充放電を繰り返せるサイクル数で示されます。容量、出力、寿命、保証の4つを並べて比較しましょう。